アイリス高校生クラスの理科
まずは「化学基礎」の理解項目や計算を要する内容を中心に、基本からじっくり学習を積み上げていただきます。理科科目は、まずは難しすぎない内容を慌てずしっかりこなせば、着実な力が養われます。
その後は必要に応じて基礎なしの「化学」の学習や、共通テストに向けた対策に入っていただきます。
化学という科目は、基本的な理論で説明される事柄と、説明しきれない事柄とが、複雑に入り組んだ科目です。しかし、何が暗記事項や例外事項なのか等を独学で効率よく見分けることは非常に困難です。実際、毎年数学と並んで多くの生徒がつまずくのが化学です。ようやく理解事項を押さえても、次の瞬間、例外事項をそうとは知らずに目にすることで、また混乱してしまうのです。
当塾では、学校の授業内容を少し先取りしつつ、生徒が混乱しがちな事柄の整理には特にアクセントを置いた授業を心がけます。
「生物基礎」について。1年次の授業は化学基礎が中心となりますが、生物に関しても、ほぼ全ての生徒がつまずきしかも100パーセント考査で出題されるグラフの読み取り問題や計算問題、推理問題があり、それらは適時確実に押さえていただきます。
また必要な生徒には、「物理基礎」「物理」の授業も取り行います。実は「物理基礎」は、「生物基礎」「化学基礎」に比べ、一通りの履修に要する時間は非常に短く、一度つかんで仕舞えば、復習にもほとんど時間がかかりません。共通テストにおいて負担がもっとも小さい科目の一つと言えます。しかし、独学が困難な科目でもあるため、塾での双方向での授業を受けていただくメリットが非常に大きい科目の一つと言えます。
基礎なしの「物理」に関しましても、一見、内容が広範にわたるように見えても、実はその多くが他の単元での内容とほぼ同様であったりします。また、理解項目が例外事項によって裏切られることもほとんどありません。この点、理論と計算と暗記のごった煮のような「化学」と比べはるかに取り組みやすい点です。
当塾の授業を受講していただければ、「物理」という科目の負担の小ささを必ず実感していただけるものと確信しています。
なお、「理科」という枠組みでの受講となりますので、例えば「化学基礎」と「物理基礎」を両方学んでいただくこともできます。